ニンジンやハクサイを抜いた
日本農業新聞によると、ブロッコリーの年間購入量は22年、1世帯(2人以上)当たり4.9キロと10年間で29%増えた。国内の作付面積・出荷量が拡大し、生鮮ブロッコリーの輸入量は23年、2200トンと20年間で97%も減少。国産が市場奪還を果たした。産出額は直近の21年、487億円と10年間で34%増加。指定野菜であるサトイモとの差を広げ、ニンジンとハクサイを抜いた。
同紙によると、ブロッコリーは、他の野菜よりもタンパク質やビタミンCなど栄養成分が多く、近年は抗酸化作用のある成分スルフォラファンも注目され、機能性を売りにした商品展開も目立つという。