商業施設「SHIBUYA109渋谷店」(東京・渋谷)にある「IMADA KITCHEN(イマダ キッチン)」は、オリジナルソフトクリーム「HAPPY DECO SOFT」を、2024年2⽉29⽇まで販売中だ。
「HAPPY DECO SOFT」は、2種類。このうち、ぷるぷると揺れる様子がSNS映えすると話題の「猫プリン」をソフトクリームに載せた「ぷるぷる猫プリンソフト」には、カラースプレーやチョコレートなどでトッピングができる。
トッピングもカスタマイズでき、自分だけのオリジナルソフトクリームが作れる。J-CASTトレンドは、世界で一つだけの「ぷるぷる猫プリンソフト」を作ろうと、記者「Jミー」が取材に向かった。
片っ端から色々なパーツを載せた
「ぷるぷる猫プリンソフト」を頼むと、ソフトクリームの上に載った猫プリンは、ツルっと「顔なし」状態で出てきた。
なんともシュールな見た目。このプリンに、13種類あるデコレーションの中から、顔や体、さらに周りを好きなようにデコレーションできるという。トッピングは載せ放題で、制限がない。
Jミー記者も早速実践。まず、猫の顔を作った。
顔部分はチョコのカラースプレーを使う。スプレー自体が小さいので、かなり細かい作業だ。目と口の部分にチョコスプレーを載せたら、素朴な表情になった。
次に、体部分に模様をつけていく。チョコスプレーやマシュマロを使い、載せていくと鮮やかな見た目になった。
そして、最後に耳を「食用ペン」で書いていく。
耳を描いていると、猫プリンがプルプル震え、上に載せたパーツが徐々に落ちていく...。
これで完成......なのだが、デコレーションし放題なので、どこまで上に菓子が載るのか試してみたくなった。どんどん積まれて、すごい見た目に。
今度こそ完成。いざ、猫プリンを食べよう。ところが「ぷよぷよ」とかなりの振動。横揺れし、大量に載せたトッピングがバラバラと落ちてくる。味もトッピングしすぎたせいか、不思議。でも、プリンはミルク味でおいしかった。
「推し色」にデコる人が増加中
IMADA KITCHEN担当者に、「ぷるぷる猫プリンソフト」の販売経緯について取材した。まず「ぷるぷる猫プリン」自体が動画映えすることで、Z世代の間でSNS発信が多いという。またZ世代は、自分でアレンジしたものを楽しむ傾向にある。「自分でデコレーションできる」という、IMADA KITCHENが今までやってこなかったことに挑戦したかったのだと話す。想定の販売個数を上回る人気メニューだという。
来店客は若者や、外国人もいる。「推し活」ブームから、推しカラーのみの色を使いデコレーションする人が増えているとの話だった。