ウールは花粉が付きやすい
日常の花粉症対策には何が有効か。日本気象協会中国支店の古庄栄子さんは2月14日、協会のウェブサイトtenki.jpで以下のようなことに留意するよう呼び掛けている。
(1)衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなる。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶように。
(2)メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果がある。
(3)マスク
マスクで花粉を吸いこむ量を、およそ3分の1から6分の1に減らすことができる。マスクは顔にフィットするものを選ぶ。またマスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに花粉が減少することが分かっている。