第8波では2万数千人が...
NHKによると、「人口動態統計」による新型コロナウイルスの死者は、23年8月までに累計で9万5830人。同年9月以降に市区町村に提出された死亡届と死亡診断書の人数をもとに推計すると、現段階では約10万人になっているとみられている。
コロナの流行状況については、感染者が増えた時期を「波」と呼ぶ。昨年夏までに、国内では9回の「波」が報じられている。特に死者が多かったのは、22年12月から2月ごろにかけての第8波。この時は全国で2万数千人が亡くなったとみられている。昨年夏の第9波でも、1万人以上が亡くなった模様だ。
その後、コロナの感染者数は、10月にはいったん激減したが、11月後半から再び全国的に増え始めている。