「宝くじ」買うと、どれくらい儲かる? 勉強嫌いに捧ぐ「笑える学びラジオ」

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【作リエイターズアトリエ(通称「作リエ」)】
テレビアニメ「ポプテピピック」のゲームパートを描き、映像制作やイベント主催など、フリーランスでマルチに活躍する山下諒さん。隔週水曜夜、各分野で活躍中のゲストクリエイターや美大生を招き、山下さんがMCとなって、「創作」をテーマに、ツイッターの「スペース」や「オンラインセミナー」で語らう企画が「作リエ」だ。
連載では、スペースで出た話題から、エッセンスを抽出してお届けする。未来のゲストは、今この記事を読んでいるあなたかも?

   第34回のゲストは、ラジオパーソナリティ・役者の横田香峰さん。大学の経済学部を卒業した後、個別塾の教室長を経て、千葉県のコミュニティFMに就職。そのまま現在に至る......のではなく、一度はラジオ局を退社。挫折と再起を折り重ね、あるオーディションで「最終審査で、ほぼビリケツ」だったにもかかわらず、ラジオの世界へ舞い戻ることに。

   テーマは「勉強嫌いに捧ぐ『笑える学びラジオ』 中学数学で『宝くじ』当選確率を徹底解剖」。スペースアーカイブはこちらから。

  • ラジオパーソナリティ・役者の横田香峰さん。「声」にまつわるあらゆる仕事で活躍中
    ラジオパーソナリティ・役者の横田香峰さん。「声」にまつわるあらゆる仕事で活躍中
  • 所属団体「はちぽちヒッチハイク」の舞台写真
    所属団体「はちぽちヒッチハイク」の舞台写真
  • ラジオパーソナリティ・役者の横田香峰さん。「声」にまつわるあらゆる仕事で活躍中
  • 所属団体「はちぽちヒッチハイク」の舞台写真

宝くじの話題が「ショック」な結果に

   年末恒例として、宝くじを買う人は少なくない。誰もが利益が出ることを期待しているが、いったい「どのくらい儲かる」か、それとも儲からないか、知りたくはないだろうか。しかし、膨大なデータや複雑な計算式がないと求められないのでは......。

「実はこれ、中学で習った数学を使えば、導き出せるんです!」

と横田さん。作リエを一時、乗っ取る形で「横田香峰のお役立ちラジオ」が始まった。

   出てきたキーワードは「場合の数と確率」、そして「期待値」。簡単に言うと「くじのように、確率を伴う商品を買ったとき、いくら儲かる見込みがあるか」だ。「各賞の賞金×その賞が出る確率」を出して、すべて足せば求められる。例えば、1回100円のくじで、50%の確率で当たりが出るとする。当たると200円もらえ、はずれるともらえない。この場合、期待値は

200×0.5(50%)+0×0.5(50%)=100円

   つまり、「100円のくじを買い、100円儲かる」構図だ。

   横田さんは直近の年末ジャンボについて、それぞれの賞金と確率を調べ、期待値を算出した。ちなみに、1等前後賞(1.5億円)が当たる確率は、「雷に打たれる確率」と同じだという。

   算出された期待値を聞き、思わず沈黙した後、「ショックだなあ」と漏らした山下さん。ただ背景には「当せん金付証票法」という法律があり、横田さん曰く「法律の範囲内で、頑張って出来るだけ高くしようとしている」のを感じるそう。気になる期待値は、アーカイブにて(22:57)~。

   本企画は、「学校で習ったであろう知識を身近に使っていこう」という狙いがあった。難しいイメージが付きまとうことでも、日常に当てはめて聞くとこんなに興味を持てるのか、と山下さん。

横田さん「身近な事例を中学数学で解いてみると、『あの時、自分はこういう勉強をしていたのか』とわかりますね。勉強も、楽しくやりましょうということですね」
山下さん「教科書って、見ていてもあまり楽しくないんですよね。どうやったら楽しくできるかと考えること自体が既に楽しいかも」
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