高校駅伝、今年から様変わり 「助っ人」留学生は最短区間のみ

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最短距離の3キロ区間に限る

   日経新聞のスポーツ面は、この大逆転劇を報じるニュースのわきに小さく「留学生の起用は最短区間に限定」というニュースを報じた。

   それによると、大会実行委員会は2024年から、留学生の起用は男女ともに最短距離の3キロ区間に限ることを決めたという。

   高校駅伝の最長区間は、1区(男子10キロ、女子6キロ)。かつては留学生が1区を走ることができたが、日本人選手と大差になる展開が恒常化。毎日新聞によると、全国高体連が、予選を含めた出場校にアンケートを実施したところ、留学生を1区から除外することに7割を超える賛成があり、08年から留学生は1区を走れなくなっていた。今回は、さらなる走行区間の制限となる。

   7区間で競う男子は近年、2番目に長い距離の3区か4区(いずれも約8.1キロ)に留学生選手が起用されてきた。5区間で競う女子の場合は、2番目に長い最終5区(5キロ)を留学生選手が走ることが多かった。

   1区を留学生が走れなくなっても、2番目に長い距離は走れたので、全国高校駅伝では男女とも、留学生を擁するチームが優勝するケースが目立っていた。

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