2023年の「夏」は異様に長く、エアコンが壊れるほどの過酷な暑さが続いた。5月から「猛暑日」を観測、11月になってもまだ「夏日」......。「暑さ」にまつわる話題が、連日メディアに取り上げられた。暑さだけではなく、台風もお盆休みに襲来。甲子園に影響を与えた。
J-CASTトレンドが2023年に配信した記事から、「猛暑にまつわる騒動」と「台風」に関し、記事を紹介する。
これからも毎年のように暑い夏が続く!?
■「12万年ぶり」の暑さになる夏 5月から猛暑日、熱中症が続出?
地球温暖化の影響で、2023年8月はもちろん、これからも毎年のように暑い夏が続く見通しだという。今年7月の日本の平均気温は25.96度。19世紀末に近代的な観測が始まって以降、最も高かった。
2023年8月2日の朝日新聞によると、今年7月の日本の平均気温は25.96度。これまでで最も暑かった年の7月の平均気温は25・58度だ。何年のことかご存じだろうか。ここ数年の出来事ではないかと思いきや、実は1970年代なのだ。
■暑いのにエアコン突然止まった カギは室外機と外気温、直射日光
日中、室内で過ごすには冷房が必須と言える気候なのに、エアコンが「止まってしまった」と悲報をつづるツイートが散見される。使用中に突然ストップ、昨日まで使えていたのにダメになった、といった様子だ。
その故障原因はエアコンでなく、室外機にある可能性も考えられる。どう対策すればいいのか。
■暑さ対策「男の日傘」売れてます 2年で約6倍、美容目的から熱中症予防に?
酷暑下での外出時には、少しでも暑さをしのごうと、日陰にいたり、帽子を被ったりする人を見かける。23年の夏は、日傘を使う男性が増えた印象だが、実態はどうなのか。レイングッズメーカー「ワールドパーティー」(大阪市)を取材した。
同社は男性用日傘ブランド「Wpc. IZA」を、21年3月に立ち上げた。この年は5.1万本以上を、22年には12.2万本を売り上げた。そして23年、驚きの数字に......。