大谷翔平と山本由伸合わせて1500億円 ドジャースがここまで巨額を払える理由

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「大谷超え」の資産家も

   ジャーナリストの一色清さんは、「朝日新聞EduA」で12月15日、「1000億円」という数字について、さまざまな角度から分析している。

   それによると、世界最大の木造建造物として建設が始まっている大阪・関西万国博覧会の木造リングの建設費は344億円。大谷選手の契約金で1周2キロの巨大建造物が三つできる計算になる。北海道北広島市にできた開閉式屋根のドーム球場エスコンフィールド北海道の建設費は約600億円なので、こちらも造ることができる。

   東京商工リサーチが全上場企業3899社を対象に集計したところによると、22年度に1億円以上の報酬を受け取った役員は994人。最高額はヤフーなどを傘下に置くZホールディングスの慎ジュンホ代表で、48億6700万円。巨額だが、大谷選手には遠く及ばない。ただし、毎年の報酬ではなく、持っている株式、不動産、預貯金などの資産のランキングでは「大谷超え」の人もいる、と一色さんは指摘する。

   経済誌フォーブスの23年の番付によると、ユニクロを運営するファーストリテイリングの柳井正・会長兼社長は4兆9700億円。制御機器大手キーエンスの滝崎武光名誉会長は3兆1700億円と推定されている。

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