サッカー「推定市場価格」は高い
今年4月、日本プロ野球選手会が発表した年俸調査によると、NPB12球団支配下選手の今年の年俸総額は319億128万円。スポニチアネックスは、単純計算で1球団あたり総額26億円とすると、大谷選手と山本投手の合計でおよそ57球団分の年俸をカバーできることになる、と推定する。
日本のプロ野球では、トップ級の選手でも年俸は9億円前後といわれる。12月19日、埼玉西武ライオンズから福岡ソフトバンクホークスに移った山川穂高内野手(32)の場合、4年総額16億円(金額は推定)程度とみられている。女子のプロゴルフでは2億円超えの選手もいるが、囲碁や将棋では、1億円を超える人は少ない。
サッカーでは、スペイン1部リーグのレアル・ソシエダで活躍する久保建英選手が最近、ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』で、「推定市場価格」6000万ユーロ(約93億円)と評価された。日本人選手としては過去最高になったという。