インフルエンザ拡大、「警報レベル」に 累計感染者は全国で約800万人

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何度もかかる人も

   例年の12月上旬と比べると、今年は感染者数が際立って多い。コロナが大流行した時期は、インフルエンザの感染が少なかったので、それ以前を調べると、定点観測のデータは、大流行したとされる2019年でも9.52人にとどまっていた。18年は1.70、17年は4.06、16年は3.31、15年は0.30と、一けた台ばかりだった。今年は早くから流行が始まり、しかも感染者数が極めて多くなっているのが特徴だ。

   厚労省によると、国内のインフルエンザウイルスの検出状況は、直近5週間ではAH3亜型が60%、AH1pdm09が37%、B型が3%となっている。

   感染が全国最多の北海道では、札幌テレビ放送が地元の小児科医に取材して、現在のインフルエンザの特徴を伝えている。それによると、季節性インフルエンザはA型とB型があり、現在流行っているインフルエンザのほとんどは、感染力が強く症状も強いとされるA型。しかも、同じA型でも今年は型の違う2種類が存在しているため、何度もかかる患者が出ているという。

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