ラクガキ×デザインのアートブック 前田デザイン室のプロジェクト「ピマズン」

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   NASU(大阪市)が運営するオンラインコミュニティ「前田デザイン室」が、ラクガキアートブック「Pimazen(ピマズン)」を2024年3月に出版する。

   全204ページで、ラクガキアート約120点を収録。23年11月24日から、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で予約販売を受け付けている。

  • 120点もの多種多様なラクガキアート
    120点もの多種多様なラクガキアート
  • 120点もの多種多様なラクガキアート

何気なく描いたラクガキがアート作品に

   前田デザイン室は、元・任天堂デザイナー前田高志さんと共に、デザインの楽しさを追求するクリエイター集団。22年9月から、大人が何気なく描いたラクガキをデザインの力でアート作品に昇華させるプロジェクト「ピマズン」の活動を行ってきた。ラクガキを「アートの原石」と位置づけ、デザイナーが色彩を加えるなど「磨き上げる」ことで、画廊に飾られているようなアート作品に仕上げるという。

   今回発売するアートブックには、「ピマズン」の中から生まれた作品、ラクガキアートの制作過程を収録している。デザイナーの実際の思考内容から、「Illustrator」などのデザインツールを使った素材の配置、色彩構成など、ラクガキがアート作品に生まれ変わるまでの流れを文と画で見せている。価格は、3500円(税込)。

   幼い頃は誰しもノートやプリントの隅に、思うままにラクガキをした経験があるのではないか。ただ大人になるにつれ、例えば「美術の授業で受けた評価」や「他人と比較されたこと」をきっかけに美術が苦手になってしまい、気ままなラクガキさえしなくなってしまう人もいるだろう。「ピマズン」は、もう一度ラクガキの楽しさを思い出してもらうことで、アートを身近な存在にすることを目指すという。

本記事は、ジェイ・キャストが運営するメタバース空間「バーチャ場」を使って情報提供いただいたものです。
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