ショッピングカートでサーキット激走 バーチャルマーケット2023 Winter

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お腹を空かせた竜が、悲しげに......

   次に向かったのは、ピンク系の色合いが特徴的な「パラリアル渋谷/原宿」。原宿駅竹下口から始まり、裏原宿、キャットストリートなどの通りを再現した原宿エリアと、SHIBUYA109付近の渋谷エリアを再現している。

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リアルの原宿駅前にある建物や外観が、そのままVR上に現れたよう

   ここでは、道の色々な場所に設置された帽子、メガネなどを装着したり、一般ワールド「龍の背中」のマスコットキャラクター「魔法生物ムーイ」のぬいぐるみを連れ歩いたりできる。

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メガネとぬいぐるみを装着したカスマル。頭上に乗せているのがムーイ

   散策していると、行く手に「雲と、浮いている石の階段」が現れた。ブース自体が空を飛んでいるようだ。

   ここは「Disney+」で2023年12月20日に独占配信される、オリジナルファンタジー・アドベンチャー超大作「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」ブース。同作は、実写で描く「現実世界の横須賀」と、アニメで描く「ドラゴンが棲む異世界・ウーパナンタ」、2つの世界の物語が同時に展開されていく。

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「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」ブース

   ブース内では、実際に作品に登場するシーンにお目にかかれるそう。石の階段を登っていくと、設置されていたゴミ箱から、作中のキャラクターである竜「ガフィン」が顔を出して出迎えてくれた。

   さらに先に進むと、視界いっぱいにワンダーハッチの予告映像が突然流れ、別の空間へタイムスリップ。気づくとアトリエのような空間に。ここは同作の主人公・ナギの母親である「ハナ」の部屋。HIKKYの担当者によると、作中の雰囲気を精密に再現したという。部屋中に飾られたデザイン画は、実際にドラマに使われているものをそのままスキャンし、展示しているそうだ。

   部屋の片隅には、腹を空かせている「ガフィン」が。近くの机や棚などに無造作に散らばっているドーナツやマフィンをあげてみると、勢いよく食べるものの、食べ終えると「まだ足りない」と言わんばかりの悲しい表情をする。それを証明するように、「おいしそうに食べてくれた。この調子であげてみよう」というメッセージが、ガフィンの隣に現れる。

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お腹を空かせた「ガフィン」

   食べ物を3個ほどあげると満足したのか、ガフィンの頭上にハートマークが浮かび、ブースに入る前の場所へ戻ってきた。

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