梅沢富美男「千の舌を持つ男」として食クイズに挑む 目隠しで佐賀の名産「さが」せ

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もうこんなにおいしい肉を食べることはないかも

   J-CASTトレンド記者も、同じ企画に挑戦した。食べたのは「白石れんこん」、「佐賀牛」、米「さがびより」を包んだ「佐賀海苔」だ。

   「白石れんこん」は、ならではのシャキッとした噛み応え......かと思いきや、柔らかく、モチっとした食感が印象的だ。おかげで正解できた。

   お次、佐賀牛。食べた瞬間に、肉汁が口の中いっぱいに広がる。噛むほどに肉がとろけていく。もうこんなにおいしい肉を食べることはないだろう、という思いで噛みしめた。肉に対する思いが強かったためか、連続で正解。

噛むことにより、とろけていく「佐賀牛」
噛むことにより、とろけていく「佐賀牛」

   最後は、米「さがびより」を包んだ「佐賀海苔」。肉の味が口に残っていたためか、味がわからない。決めあぐねていると、回答の時間に。唯一、不正解だった。

   視覚情報をもとに「こんな味かな」と想像しながら食事をするのが常なので、何も見えない状態で食べ物を口に入れる恐怖や不安はあった。だからこそ、普段より味に集中でき、食感や旨みが深く伝わってくる感動もあった。おいしい佐賀牛を、もっとおいしく食べられたのだ。

   「さがしてたのはこの味ですレストランby佐賀県」は、25分コースで前菜、メイン、シメの料理3種が出てくる。料金は1000円(税込)。完全予約制だ。コンセプトカフェ「友達がやってるカフェバー」、展覧会「いい人すぎるよ美術館」などを手掛けるクリエイティブディレクター・明円卓さんを中心としたチーム「entaku」と、自治体による初コラボ。一風変わったおいしい体験を「さが」したい人にうってつけだろう。

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