元は「非公開」ワールド
鮫本さんによると、もともと「自身が手掛けたワールドを宣伝するのが、得意ではなかった」。そのため、Carriage Innも作ってからずっと非公開にしていたそう。
ある時、VRChatの「友達」専用で公開した際に、あるユーザーがとても気に入り、「普段も使いたいから公開してほしい」と言われたという。一般公開をしてからは、色々な人がCarriage Innを利用している写真をX(旧ツイッター)などで見かけ、「作ってよかったなと思っている」と話す。
鮫本さんは、学生生活や部活動、演劇といった、「昔に戻れたらもう一度やってみたいことをできる環境」がVR上にはあると感じている。Carriage Innを通じ、「私の思う『旅の馬車に浸りながらゆったりお話しをしてみたい』を実現できて嬉しい」と語った。