VR記者、即興劇で笑いを取る 初心者も観て、参加して楽しい「VR演劇」

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カスマル、「観客から爆笑される」の巻

   ワールドを移動し、「白紙座」が登場する舞台へ。

   今回は観客も参加する演目ということで、「白紙座」の団員・ききょうぱんださん、凛さんと一緒に、カスマルもお芝居。テーマは「なんでもあり」だという。一回の公演時間は1~2分程度なので、初心者でも安心だ。

   司会から、「お題は何にしましょうかね、出身はどちらですか」と聞かれ......今日「VR記者カスマル」の中に入っている人格の出身地である「和歌山」と答える。どうやら、ききょうぱんださん、凛さん、そしてカスマルは「和歌山の地元の友達」という設定になったようだ。即興劇は初めてだが、うまく演じられるだろうか。

ききょうぱんださん「今日どこいく?」
カスマル「安定のドンキ(ドン・キホーテ)は?」
ききょうぱんださん「誰か車運転できる?」
全員「「できない......」」
芝居をしている様子。全員、車を運転できません(画像提供:甘野氷さん)
芝居をしている様子。全員、車を運転できません(画像提供:甘野氷さん)

   「じゃあ、どこいく?」と、ききょうぱんださん。カスマルは困っていました......。

カスマル「......家の近くに、ドンキと公園しかない」
ききょうぱんださん「え? ドンキと公園しかない?」

   会場からは笑いが。凛さんが「じゃあ、ブランコしにいく?」とフォローしてくれたものの、カスマルの実家近くの公園に、ブランコはない。正直にそう答えたら、観客たちからまたもや笑い声が上がった。

   もしかして、現実の設定に寄せすぎなくてもいいのかもしれない。気を取り直して話を続けようとしたら、終了のベルが鳴った。あまり、上手くできなかったかもしれないと反省したが、司会からはこんなコメントが。

「自然な友達同士の会話でした。一番、笑いを取っていましたよ」

   面白がっていただけたようで何よりです。和歌山にはもちろん「ドンキと公園」以外にもたくさんの見どころがあり、魅力的な場所なので、ぜひ遊びに行ってみてください。

   演者は公演ごとにシャッフルされ、変わる。他にも、冒険者や満員電車などのコンセプトで他の参加者が芝居をしていた。

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