Z世代「映えないSNS」に熱視線 飾らない日常をシェアする「BeReal」

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BeReal歴半年......「疲れない」?

   いつ通知が届くかわからない「BeReal」ですが、自分が意図しないタイミングで投稿を強いられることは、疲れないのでしょうか。

武井:疲れないですね。BeReal中心の生活にはならないようにしています。6月頃からアプリを使い始めましたが、今もこの意識は変わりません

   通知から2分以内に間に合わなかったときのデメリットを理解したうえで、ルールに縛られて疲れないためにゆるく取り組んでいるわけですね。

   また、BeRealに「ある役割」を期待していることが、「長く利用し続けるために、疲れないようにやろう」と思わせる理由の一つなのかもしれません。

武井:「BeReal」を交換する相手は「いつ何をしているのか常に知りたい」というくらい、気の知れた友達に厳選しています。「BeReal」の1日1回のアプリの通知が来ることで、ラフにお互いの近況を情報交換できるいい機会です。

   別のSNSのDMなどで友人に「今何をしているの?」と聞くのは、「相手に負担をかける」との認識があるようです。前回の連載記事でも、「位置情報アプリ」を使って、友人の現在地から「今何をしているのか」を予測し、相手の状況にあわせた誘い方をしたり、あえて誘わなかったり......という気遣いをしていましたね。それと同じ原理かもしれません。

   写真についても、自然体の自分をさらけ出せる関係性の友人とだけ共有するからこそ、「キラキラした自分」ではなく、「リアルタイムな自然体の自分」を投稿したい、という思いになるのでしょう。「誰に対しても、映えない写真をバラまきたい」わけではないのですね。

   これからもlookeyは、最新のトレンドを追いかけて行きます!

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