職場忘年会、若者は結構「参加したい」? コロナ5類移行で変わる風潮

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若者ほど「参加したい」

   ライボ(東京都渋谷区)の調査機関「Job総研」が2023年11月20日に発表した「2023年 忘年会意識調査」を見てみよう。「忘年会の参加意欲」について質問している項目がある。

   回答者1037人(男女20~50代)のうち、「参加したい派(とても参加したい、参加したい、どちらかと言えば参加したい、の合計)」は55.8%と半数を超えた。年代別にみると、若者ほど「参加したい」派が多い。

20代:参加したい(61.5%)、参加したくない(38.5%)
30代:参加したい(54.9%)、参加したくない(45.1%)
40代:参加したい(51.1%)、参加したくない(48.9%)
50代:参加したい(52.9%)、参加したくない(47.1%)

   忘年会への参加意欲がない458人を対象に、理由を調べた。上位3つの回答は「気を使うのが疲れる(36.7%)」、次いで「特に必要性を感じない(33.8%)」が、「経済的な負担が気になる(33.2%)」だ。

   同調査の「まとめ」として発表資料には、昭和や平成世代では比較的一般的だった「飲み会=上司に気を使う場」とする考え方が、令和世代では不要と考えられており、「忘年会の風潮が変化する傾向が見られている」とある。また、今後はさらに忘年会文化が盛り上がり、コロナ前の実施率にまで回復することが予測できる、という。

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