駅伝「棄権」の判断基準は? 選手にアクシデント、関係者はどうする

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渾身のタスキ渡しに応える

   今回の全国大学女子駅伝で、大阪芸術大の4区のランナーは、ふらつく足取りで何とかして中継点までたどり着こうとする3区のランナーを、涙をにじませながら見守っていた。そして、タスキを取ると、自分の区間で23位から20 位に押し上げ、さらに次のランナーが17 位に、その次のランナーも好走し、最終的には14位まで順位を上げた。3区のランナーの渾身のタスキ渡しに、後続のランナーが応える形となった。

   チームのキャプテン・北川星瑠選手はレース後、旧ツイッター(X)で、アクシデントが起きたことについて、「もっとキャプテンとして先に助言できることがあったんじゃないかと思うとすごく悔やみます」としつつ、「この結果を踏まえて(12月の)富士山(女子駅伝)では絶対に挽回します。芸大は本当は強かったというところをみせますのでお楽しみに」と付け加えている。

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