「インフルエンザ」愛媛・埼玉で猛威 10週連続で前週を上回り、感染拡大続く

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すでに約291万人が感染

   定点医療機関からの報告をもとに、この1週間(10月23~29日)に、定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約67.4万人。年齢別では、0~4歳が約6.5万人、5~9歳が約17.7万人、10~14歳が約16.3万人、15~19歳が約6.4万人。20歳以下が目立つ。幼稚園や学校など4706施設が休校や学年閉鎖・学級閉鎖となっている。前週の1.25倍。

   このほか20代が約3.9万人、30代が約4.9万人、40代が約5.5万人、50代が約2.9万人、60代が約1.7万人、70歳以上が約1.5万人となっている。9月初旬から10月末までの累計患者数は、すでに約291.5万人と推計されている。

   感染状況は、同じ都道府県内でもばらつきがある。感染者数が全国トップの愛媛県では、県東部の四国中央保健所管内が特に多く、1定点医療機関当たり142.20人。全国の保健所管轄区域で、警報レベル(30人)を超えている区域は103か所(31都道府県)となっている。

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