「インフルエンザワクチン」接種する・しない? 「今までかかってないから...」

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「重症化」を予防

   厚生労働省の「令和5年度インフルエンザQ&A」ページには、ワクチンの効果、有効性についての説明がある。

   現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではない。ただ、インフルエンザの発病、さらに発病後の重症化や死亡を「予防する」ことに関しては、一定の効果があるとされる。

   インフルエンザウイルスは口や鼻、眼の粘膜から体の中に入り、細胞に侵入・増殖する。ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱、のどの痛みなどの症状が出現する(=発病)。発病後、多くは1週間程度で回復するが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療が必要になったり、死亡したりする人もいる。特に基礎疾患がある人、高齢者は重症化する可能性が高いのだ。このような記述がある。

「国内の研究によれば、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています」
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