ステイホームならぬ「Stay Virtual」 今年も渋谷ハロウィーンがVRで

「Stay Virtual」なるか

   バーチャルハロウィーンは19年から実施しており、今回が4回目の開催だ。都市連動型メタバース「バーチャル渋谷」「バーチャル大阪」を会場としている。

   「Stay Virtual」達成に重要なポイントは何だと考えるか、渋谷観光協会に取材した。今回は「お客さまがより(バーチャルハロウィーンに)参加したくなるように」、計10組以上のアーティストや芸人による音楽・お笑いライブの開催や、ファンミーティングイベントなどを実施するという。

   渋谷未来デザインの発表によると、23年はKDDIのメタバース「αU metaverse」で初開催し、アーティストや配信者と交流できるイベントを用意。

   音声会話を中心として、「推し」とファンやファン同士の新たな出会い、交流の場として「これまで以上に密なコミュニケーションを実現」するとのことだ。

   またこれまでは一部配信者のみに開放していた「ライブ配信」機能が、誰もが使えるようになり、自由にバーチャル空間での配信ができるという。一般開放により、ライバーとファンがともに「過去最大規模のコミュニティを作りあげるイベントを開催」するとしている。またライバーはファンから寄せられるデジタルプレゼント(投げ銭)を通して収益が得られる仕組みとのことだ。

   メタバースを通して、現実の渋谷ハロウィーンへの訪問減につなげられるか。

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