小津安二郎監督生誕120年 東京国際映画祭などで多彩な催し、戦前の貴重作品も

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伴奏付きの上映も

   関連企画として、10月24日から国立映画アーカイブ(東京・京橋)で「小津安二郎監督週間」が開かれる。普段は余り観ることができない戦前の、サイレントからトーキー初期にかけての作品群(17本、14プログラム)をすべて英語字幕付き35mmプリントで上映する。

   「学生ロマンス・若き日」(1929年)、「大学は出たけれど」(1929年)、「東京の女」(1933年)、「浮草物語」(1934年)、「東京の宿」(1935年)、「一人息子」(1936年)、「淑女は何を忘れたか」(1937年)、「戸田家の兄妹」(1941年)などだ。岡田嘉子、田中絹代、高峰三枝子ら映画史に残る有名女優が出演している。

   「突貫小僧」(1929年)は旧版と、新たにフィルムが見つかったロングバージョンの両方が上映される。ロングバージョンは、東京国際映画祭でも上映される。

   サイレント作品の中には、伴奏付きで上映されるものもある。伴奏経験が豊富なピアニストたちが、独創的な作曲や即興性豊かな演奏で小津作品に音を添える。多彩なゲストが登場するトークイベントも予定されている。

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