VR(仮想現実)、MR(複合現実)ヘッドセット「Meta Quest 3」が2023年10月10日に発売される。米Meta公式サイトやECサイト「Amazon」で予約注文を受け付け中だ。
Amazonでは、定価の1.5倍以上の価格で出品する業者が相次いでいる。人気シリーズの需要の高さが表れているのか。
7万4800円が13万円に
仮想の世界に入り込んだかのような体験ができる「Quest」シリーズの最新機種。前世代の「Quest 2」と比べて10倍以上の画素数。またヘッドセットの側面をダブルタップ(2回軽く叩く)と、ゴーグルを被りながら現実世界を見ることができ、現実と仮想のコンテンツを組み合わせた体験が可能という。
Metaの9月28日付発表によると、「128GB」モデルは通常価格7万4800円(税込、以下同)で、大容量の「512GB」モデルは9万6800円だ。
Amazonの販売ページを閲覧した。10月2日現在、128GBは公式の「Amazon.co.jp」から7万4800円で予約注文可能だ。ただ同ページで「すべての出品」を見ると、同社以外の業者から11万9780円~13万円で5件出品されている。
512GBモデルには16万円も
512GBは、「Amazon.co.jp」が通常価格9万6800円で予約注文を受け付けているが、10月2日に閲覧している限り、タイミングによっては売り切れなのか注文できない時がある。
こちらも128GB同様に、ほかの業者から12万4780円~14万9700円の相場で10件出品されている。また、512GBモデルに16万円の値を付けて出品する販売ページも存在する。
Meta公式サイトでは128GB、512GBどちらのモデルも予約注文が可能だ。10月2日に予約を試みると、配達予定日は10月14日と出てきた。特段の事情がなければ、高額での出品を買う必要性は薄そうだ。