「WEBTOON描くのに向かない作家」っている? 横読み漫画家が6つの直球質問

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例えるなら「味噌ラーメンと冷やし中華」

   続いて「WEBTOON HOTPIC」。今回取り上げたのは下記の2トピックだ(28:03~)

1.「氷の城壁」単行本発売!「WEBTOON(WEB)から紙へ」この動き、どう見る?
「紙の単行本だけ」にこだわり続けるのって、どうなの?
2.ヨコ読み漫画家がWEBTOON編集者へ  今聞いておきたい、6つのこと

   目玉は2。「WEBTOON万歳、横開き漫画は廃れた」、「これが絶対に正解」といった意図や考えはないと前置きしたうえで、遠藤さんは下記の問いに答えていった(35:55~)

(1) WEBTOONに向いているカテゴリー、向かないカテゴリーはある?
(2)「スポーツ」の中でもWEBTOONで展開しやすい競技は? サッカーや、二者による対戦競技系は難しいのでは?
(3)WEBTOONで作った後、紙単行本にリメイクしやすいカテゴリーはある?
(4)WEBTOONで、見開き漫画のようなワイドなシチュエーションを表現するにはどうすれば?
(5)WEBTOONを描くのに向いている作家、向かない作家は?
(6)「よつばと!」のような超日常系の漫画がWEBTOONでヒットする可能性はある?

   うえはらさんは、漫画家として「タテ(読み)とヨコ(読み)を行き来することへのハードルが下がった」そう。

うえはらさん「WEBTOONと横開き漫画って、ラーメン屋やるのとイタリアンやるのと同じくらい違うと思っていたんです。でももしかしたら、味噌ラーメンと冷やし中華くらいの差なのかもと」
遠藤さん「いや、これ、作風によるんですよね......」
うえはらさん「(笑)」

   良い感じの話にまとめようとしたうえはらさんを、やんわり切り捨てた遠藤さん。WEBTOONは映像表現に近く、スクロールして登場したところしか視界に入ってこない(=めくりがない)ため、コマの大小や余白でテンポを作るのに対し、横開き漫画は視線がいっているのは特定の範囲であるものの「一覧性」があり、めくりもある、と細かな違いがある。怒涛の熱烈解説はスペースにて(32:18~)

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