千葉はコロナもインフルも多い
千葉県ではこのところ、新型コロナウイルスも、インフルエンザも流行している。
コロナは8月後半から、1医療機関あたりの感染者が23~28人という状態が続いている。これは、現在の集計方式で推計した場合、今年1月ごろの第8波のピーク時とほぼ同じぐらいの数値とみられている。
インフルエンザの感染も拡大している。9月11~17日の1週間に、1定点医療機関あたりのインフルエンザの新規感染者数は14.54人。前の週の約1.7倍になっている。全国の都道府県の中でも、沖縄県に次いで2番目に多い。
インフルエンザは、国の基準で1医療機関あたりの患者が10人を超えると注意報を出すことになっているため、県は20日、インフルエンザ注意報を発令している。インフルエンザは通常11月以降に流行するので、9月に発令するのは初めてだ。