バンダイナムコグループのBANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ、東京都港区)は、アニメ「ガンダム」シリーズのプラモデル「ガンプラ」から、伊藤園と連携し、緑茶飲料の製造工程で排出される"茶殻"を配合した樹脂を使用したプラモデル「1/1 ザクプラくん」を開発。2023年10月6日に東京・大阪・デジタル会場で開催するイベント「GUNDAM NEXT FUTURE -EAST/WEST/DIGITAL-」限定でオンライン発売する。
ほのかにお茶が香る
これまでBANDAI SPIRITSでは、一部のプラモデル製品に石油由来プラスチックに替わる新素材を採用する取り組みを行っており、これまでに石灰石由来の「LIMEX」や「卵殻プラスチック」を活用するなど、パートナー企業と共同開発してきたという。
1製品あたり「お~いお茶」の600ミリリットル・ペットボトル約2本分の生産に使用する茶殻を配合し、ほのかにお茶の香りがする。頭、腕、脚部に茶殻配合樹脂を20%以上使用することで、石油由来プラスチックの比率を抑えている。
完成後のサイズは約80ミリ。
価格は880円(税込)。