「メタばあちゃん」の次は「メタじいちゃん」 イケメンキャラになるぞ

   元気でユニークなおばあちゃんをメタバース(仮想空間)上で人気アイドルに育てる「メタばあちゃん」プロジェクト。今度は、「メタじいちゃん」を募集するようだ。

   運営会社のOTAGROUP(広島市)が、敬老の日の2023年9月18日に発表した。同日には音楽ライブ「メタばあちゃん1st婆ちゃるライブ」を開催している。

  • 「メタばあちゃん1st婆ちゃるライブ」の様子 (OTAGROUPの発表から)
    「メタばあちゃん1st婆ちゃるライブ」の様子 (OTAGROUPの発表から)
  • 「メタばあちゃん1st婆ちゃるライブ」の様子 (OTAGROUPの発表から)

仕事のアドバイスできたらいい

   2022年12月に始動し、85歳から75歳までの後期高齢者4人が所属する「メタばあちゃんプロジェクト」。

   これまでに進路に迷う高校生へのアドバイスや、自身の趣味の話、メンバー同士が孫の自慢をし合う動画などを投稿してきた。「1st婆ちゃるライブ」では、トーク企画のほか、童謡「めだかの学校」や故・美空ひばりさんの名曲「川の流れのように」などを歌い上げた。

   このタイミングでのメタじいちゃん募集について、プロジェクト代表の下西竜二さんに取材した。もともと活動を通して、「メタじいちゃんも見てみたい」「メタじいちゃんをやってみたい」との要望が寄せられていたという。

   メタじいちゃん自体はもともと、もっと後に募る予定だった。ところが敬老の日にメタばあちゃんが注目を集めたとき、再びじいちゃんについて多くの問い合わせが寄せられたため、タイミングを早めて募集を開始したとのことだ。

   メタじいちゃんならではのVTuber施策としては、例えばじいちゃんのそれまでのキャリアや仕事に焦点を当て、仕事上のアドバイスを視聴者に行うようなトーク企画ができたらいいと考えていると下西さん。アバターは、詳細未確定だが、「イケメン」のキャラクタ―を使うという。

イメージは「高田純次」

   下西さんは、歓迎するメタじいちゃん応募者の要素として、俳優でタレントの高田純次さんをイメージに挙げた。高田さんのように冗談を言うのが好きな「愉快なおじいちゃんに来ていただきたい」と話した。

   メタばあちゃん2期生とメタじいちゃんのオーディション参加者は、10月15日まで募集している。要件は、75歳以上の日本在住者だ。

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