「東京ゲームショウ VR 2023」体験 ゲームの国でアバターから魔法放てる

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全24個のクエスト

   神秘的な星空や森林が印象深い「MYSTIC FOREST」には、妖精のようなキャラクターが配置されている。ここには、協賛企業であるテレビ朝日のブースを確認できた。同社公式メタバースアイドルユニット「めたしっぷ」の紹介パネルや、ミュージックビデオが楽しめる。

   砂漠とピラミッドの国「DESERT GARDEN」には、大きな耳を持った小さい動物が生息する。シリングというキャラクターは「サボテンに近づきすぎるなよ!トゲが痛いゾ!...なんつって、これもつくりもので、コライダーってやつが入ってないから心配すんなよ」と話しかけてきた。

   コライダーとは3Dオブジェクトやゲーム制作で使われる用語で、物理的な衝突判定の設定を指す。いわゆる「メタ発言」な遊び心あるネタだ。

   TGSVR2023の見どころのひとつとして、右手のVRコントローラーの「B」ボタンを押すと、ユーザーはファンタタジーゲームのような「魔法」を飛ばせる。ほかのユーザーに危害を加えるものではなく、演出を楽しめるものだ。

   また会場では、動画や画像でゲームの最新情報を得る、キャラクターを撮影するなど、特定の行動でクリアできる全24個の「クエスト」を用意している。

   クエストを達成するごとに、ユーザーは新たなアバターを入手できる。「魔法」はアバターごとに異なるため、さまざまな魔法を集める楽しみもある。記者が標準のアバターでBボタンを押すと、花火のような演出を飛ばせた。

   TGSVR2023の担当者によれば「(会場を)隅々までまわっていただくと、クエストをすべてクリアするのに1時間以上かかります」とのことだ。同イベントは、バーチャル体験プラットフォーム「xambr」アプリで展開。入場は無料だ。

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