第8波のピークに迫る勢い
新型コロナは今年5月、感染法上の扱いが「2類」から「5類」に変わった。それに伴い、感染者数の集計や公表が新方式になり、感染状況がわかりにくくなった。
しかし、7月以降、全国的に感染が拡大している。医療関係者の間では、今年1月ごろの「第8波」に続く「第9波」になっているとみる人が多い。
「TOKYO HEADLINE」によると、東京都が7日に発表した最新のモニタリング分析では、8月28日～9月3日の定点医療機関あたりの患者報告数は17.01人で5類移行後最多。
東京都医師会の尾﨑治夫会長は9月12日、都内で開かれた定例記者会見で、「定点報告数から推測すると毎日1万5000人以上の感染者が出ていると予想。「第9波に入っており、第8波のピークに迫る勢い」との見方を示している。