ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のハロウィーン限定のキャラクター「ハミクマ」。2021年に登場してから、その強烈な存在感で大人気だ。
今年も10月のハロウィーンに先駆けて、23年8月にハミクマのグッズが発売された。TikTokやX(旧ツイッター)では、売り切れが続出しているとの声が。そしてフリマサイトでは、高値で転売されている。
3200円を「2つで1万3000円」に
「ハミクマ」は、動くことを不思議に思われ切り裂かれてしまった、サーカスにいたクマのキャラクター。左の目玉が飛び出て頭部には大きな傷の縫い目と、かわいらしい風貌とは言えない。USJで23年9月8日にスタートした「ゾンビ・デ・ダンス」に登場するハミクマは、USJウェブサイトで「ハロウィーン・ホラー・ナイトの支配者」と紹介されている。
恐ろしいキャラであるはずのハミクマ、実は大人気だ。「メルカリ」では、数々のグッズが出品されている。
記者は9月13日13時から、「メルカリ」でハミクマの出品状況を観察した。最初の時点で、同日10時に出された定価3200円の「カチューシャ」に4500円の値が付けられ、しかも売約済みとなっていた。
1時間後の14時には、別のカチューシャが6500円と、より高額で販売されていた。他にも、2つセット1万3000円という出品例が。
定価2000円の「ハミクマポーチ付きキャラメル(中の菓子は入っていない)」。こちらは同額で出品された。高額でなかったためか、早々に30分後には売れていた。
16時。同じ「ハミクマポーチ付きキャラメル」が今度は3500円で出品されていた。