推しの一曲は「名刺」代わり
私(川又)は、自分が推しているアーティストの曲をキーホルダーに入れておくことで、いつでも人に勧められると思っています。
「The Music」を使って、好きなアーティストの曲をわざわざ持ち歩くことに、どんな意味があるのでしょうか。川出は「名刺と同じような感覚」だと言い、初めて会った人に自己紹介するときに、キーホルダーを見せたいそう。お気に入りの音楽の共有を通じ、自分の心情や音楽からイメージされる雰囲気も伝えられる点に魅力を感じています。
川出:通常は「(アーティスト名)で検索してください」と、相手に名前を打ってもらって少し手間がかかります。しかし「The Music」ならキーホルダーをスマホに近づけるだけで共有することができます。
Z世代にとって好きな音楽とは「自己表現に近い」ため、「思い入れの強い曲」「自分のファッションや雰囲気に合った曲」「推しているアーティストの曲」など、自分を表わせる曲を入れて楽しむ人が多い傾向があるようです。
だからこそ、武井からはこんな意見も出ました。「自分の好きな音楽を友人に送るのは、少し押しつけがましいのではないかという心配がある」。それだけに、「The Music」を使った共有は、程よい距離感のようです。
武井:友人と一緒にいる時にこのキーホルダーに興味を持ってもらい、読み込み方をレクチャーしながら自然な流れでお気に入りの音楽を読み込んでもらうくらいがちょうど良いですね。
また、レコードのようなデザインがレトロで可愛いので、「これ何のキーホルダー?」とコミュニケーションができるところも、Z世代流の新しい音楽体験なのだと思います。
これからもlookeyは、最新のトレンドを追いかけて行きます!