コーヒー豆でアフリカ・マラウイを助けたい 日本での売上金を全て給食支援に

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風味優れた高品質なコーヒー

   取り扱っているコーヒー生豆は提携農園にて、手摘みで収穫される。それをバイヤーとの取引所(ビジネスセンター)に持っていくことで、農家が現金収入を得られるという。

   手摘みのとき、「アラビカ種」の中でも高級な品種「ゲシャ種(編注:日本語では「ゲイシャ種」と呼ばれることもある)」が意図せず混ざることもあるそうで、結果的に風味の優れた高品質な「スペシャルティコーヒー」になっていると山田さんは話した。

   ビジネスセンターでのコーヒーの全製造プロセスが、開発途上国の小規模生産者・労働者の持続可能な開発を促進することを目指して設計された「国際フェアトレード」の認証を持つ。認証を受けるには、生産地に対して、輸入組織から「フェアトレード・プレミアム」と呼ばれる奨励金の支給が必要だ。これは、現地の幼稚園や農学校など、農園の関連コミュニティーの発展に活用されている。

   手作業など、丁寧な作業工程を実施する農地の特徴や、高品質なコーヒーの性質、そしてNPOが取り扱っているということで、せいぼが取り扱うコーヒー豆は日本の教育現場での学習にも活用されている。探究学習の一貫として、現地を調べる学習やコーヒー販売による寄付などにもつながっているという。

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