日本全国のご当地グルメを冷凍自販機で販売する「ごとガチャ」。その新商品として、「OUTLETごとガチャ」がリリースされた。2023年8月25日に発表された。
「ごとガチャ」の運営会社ごとぐる(神奈川県藤沢市)が、東京、神奈川、千葉、埼玉の商業施設に冷凍自販機を設置。近江牛や馬刺しといった冷凍ご当地グルメを「何が出るかはお楽しみ」の形で販売している。「OUTLETごとガチャ」は、アウトレット商品や、流通量の少ないレアな商品を扱っている。
地方の商品を首都圏に届ける
J-CASTトレンドは、ごとぐるに取材した。広報によると、元々こだわりを持って生産しているような地方の小さな生産者は、輸入品や大量生産品に押され苦しい環境にあったうえに新型コロナで取引先も縮小するなどさらに厳しい状況に立たされていた。そこで、地方の生産者の商品を首都圏の消費者に届けるために「自販機ガチャ」という販売スタイルを考え、「ごとガチャ」の導入に至ったという。
商品は、実際に生産現場を訪問したり、サンプルを試食して、厳しい社内基準を経たものだけを仕入れている。自販機の設置場所に訪れる消費者の来店動機に合わせたものを見極め、ラインアップしていると話す。エンタメ要素も強いことから家族で購入検討している中でも最終的に自販機でボタンを押して購入する人は男性が多く、デザートよりもフードの方が人気だという。
「OUTLETごとガチャ」は、「ダイバーシティ東京 プラザ」、「北千住マルイ」、「中野マルイ」にて設置。また通常の「ごとガチャ」は、「ダイバーシティ東京プラザ」「ららぽーと横浜」含む15店舗に設置されている。
価格は双方共に、1回2000円(税込)。