「あきた移住・交流メタバース万博2023」 仮想空間使って移住促進

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   自治体が地方創生を目的としてメタバースを活用するケースがある。秋田県の「あきた移住・交流メタバース万博2023」というイベントは、地方移住の促進が目的だ。

   全国の移住希望者と秋田県の自治体や地域の事業者、先輩移住者をメタバースでつなぐぎ、コミュニティの形成や移住促進を図る。ワーキングスペースとユーザーのマッチングサービスを提供している、「AnyWhere」(東京都武蔵野市)が秋田県の委託で開催する。同社が2023年8月28日に発表した。

  • 「あきた移住・交流メタバース万博2023」のイメージ (画像はAnyWhereの発表から)
    「あきた移住・交流メタバース万博2023」のイメージ (画像はAnyWhereの発表から)
  • 「あきた移住・交流メタバース万博2023」のイメージ (画像はAnyWhereの発表から)

地元企業と作ったメタバース空間

   もともと秋田県は地元秋田市の3DCG会社「ゼロニウム」と「あきた移住・交流メタバース万博」というメタバース空間を開発し、3月1日から一般公開している。県内の市町村や移住支援に関する情報を掲載している空間だ。

   今回発表した「あきた移住・交流メタバース万博2023」は、全4回で構成される無料イベント。イベント情報サービス「Peatix」から予約できる。

   Peatix内の、秋田県によるイベント情報ページによると、「万博2023」では豊かな自然、多彩なお祭りや犯罪が少ない生活環境といった秋田の魅力を、メタバースを通して伝える。

   展示やコミュニケ―ションを通して、「自分ならではのライフキャリアを実現するための移住スタイル」を見つけられる内容になっているという。

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