【連載】DJ Nobbyの「未来のスターがやってきた」
若手アーティストを熱く応援する音楽バラエティーラジオ番組「DJ Nobby's Tokyo LIVE!!」のメインパーソナリティー、DJ Nobbyさんによる新連載。全国放送の同番組に出演した「近未来のトップアーティスト」の素顔を紹介します!明日にも人気沸騰する逸材が登場するかも...?
DJ Nobbyです。第24回のゲストは、ピアノとギター弾き語りシンガーソングライターの「はるかぜ」さんをお招きしました!
コロナ禍真っ只中に東京へ
静岡県藤枝市出身のはるかぜさんは、ピアノとギターの両方で弾き語り演奏ができる、珍しいアーティスト。
小学3年生の頃からピアノを習い始め、当初はピアノを使って作曲をしていたものの、高校生になってから、ギターで作曲する方が自分に合っていると気付いたのだとか。引っ込み思案な性格ではありましたが、小さい頃から両親に連れられてカラオケに通っていたことから、歌うことだけは本当に好きだったそうです。
藤枝市に住んでいる頃から音楽活動を始め、東京に拠点を移してから2年半が経ちました。「静岡では3年から4年ぐらい活動してたんですが、『いつ音楽活動を始めたのか』といわれると、ずっとグラデーションのような感覚なんです」と、当初を振り返ります。
東京に拠点を移した頃は、まさにコロナ禍の真っ只中。「なぜこのタイミングで東京に行くの?」と、多くの人に聞かれたそう。
「静岡にはいいミュージシャンはたくさんいるんですが、やはり母数が少ないんです。だからいつかは県外に出たいと思ってたんですよね。全国から東京に集まってくるもっと強い人達と戦いたい、という思いはありました」
と、上京した時の心境を語ってくれました。
曲ができるのは「静岡と横浜の間」
曲ができるときは、どんなときですか?
こんな問いを投げかけてみると、はるかぜさんから意外な答えが。
「普段はピアノを弾きながらとかギターを弾きながら作ることが多いんですが、地元の静岡と今住んでいる横浜の間を鈍行で行き来するときに、結構曲ができるんですよ」
さらに、「鈍行で移動するのが好きで、乗車中にスマホのメモに歌詞を書きとめて、あとからメロディーをくっきりさせていく感じです」と、プライベートの時間に曲ができていく様子を教えてくれました。
そんなはるかぜさんの出身地である静岡県藤枝市で、「藤枝音楽祭」が2023年10月21日、22日に開催されます。はるかぜさん自身も運営に関わるそうですよ。東西から素晴らしきアーティストが集う入場無料のイベント、ぜひ秋の行楽に訪れてみてください。
ギターとピアノの弾き語りスタイルで、東京都・神奈川県・静岡県を中心に活動中。
自身のライブ活動や楽曲制作の他に、作品への楽曲書き下ろしや劇伴担当、コープ共済「コーすけのえかきうた」歌唱など、活動の幅を広げている。
金融機関勤務の知見を生かし、音声配信プラットフォーム「Voicy」でフォロワー9万4000人に向けて「きのうの経済を毎朝5分で!」を配信中。