ペンタブレットなどを扱うワコム(埼玉県加須市)は、ペンタブレット「Wacom One」シリーズ4モデルを2023年8月29日から順次発売する。液晶ペンタブレットとペンタブレット、それぞれ2サイズをラインアップする。
液晶モデルなど2サイズ
いずれも多彩なチュートリアルやサービスが付帯し、初心者にも適するという軽量コンパクトモデル。
Windows、macOS、Android、ChromeOSの各OSをサポートする。いずれもUSB Type-Cケーブル1本で接続でき、ドライバーのインストール不要で使用可能(macOSのみドライバーのインストールが必要)。HDMI接続の場合は3 in 1ケーブルを利用できる。
また、デジタルペンは2つのサイドスイッチを備え、使用頻度の高いファンクションを割り付けて効率的に操作できる。別売のカラフルな7色のペンパーツでカスタマイズも楽しめる。
ステッドラーやLAMY(ラミー)、Kaweco(カヴェコ)などのデジタルペンのほか、同日発売のパイロットコーポレーションとコラボレーションした「Dr. Grip Digital for Wacom」にも対応するなど、好みのペンを選べる。
「Wacom One 液晶ペンタブレット」は11.6型と13.3型の2サイズを用意。いずれもフルHD(1920×1080ドット)の解像度とsRGBカバー率99%(CIE 1931、標準値)の色域に対応したガラスディスプレイを搭載する。
空気層をなくしたダイレクトボンディングにより、ペン先とカーソルとの視差が小さく、紙のように自然に描ける。
13.3型「13 touch」は、エントリーモデルでは初だという10本の指のマルチタッチジェスチャーに対応し、直感的な操作が可能だ。
価格は、「13 touch(3 in 1ケーブルモデル)」が9万2180円(以下全て税込)、「13 touch USB-C Cable」が8万9980円。「12 (3 in 1ケーブルモデル)」が6万2480円、「12 USB-C Cable」が5万9180円。
「Wacom Oneペンタブレット」は「small」と「medium」の2サイズで、いずれも4096段階の筆圧レベルに対応するほか、エントリーモデルでは初だという傾き検知機能を実装した。
価格は、「medium」が2万2880円、「small」が1万5180円。