MCに局所属「VTuberアナウンサー」
中京テレビ放送、ビジネスプロデュース局ビジネス開発グループのメタバース事業プロジェクトマネージャー・工藤祐馬氏に取材した。
もともと、中京テレビではメタバース事業を展開し、仮想空間で学校の授業をしたり、就職に関するイベントを開いたりしていた。2022年の24時間テレビでもメタバース会場をオープンし、募金箱を設置していた。ただ、今回のようにメタバース会場にしか出演しないキャストを用意したうえで独自のステージイベントを展開するのは、初とのことだ。
体が不自由な人でも、メタバースなら家にいながらでも募金しやすいのがひとつのポイントと話す。また、テレビに関連したメタバースイベントはまだ数が多くない。「メタバースが今後一般化していくうえで、(メタバースに)触ったことがない人にも触れてもらえたら、うれしい」とコメントした。
中京テレビアナウンス部所属「VTuberアナウンサー」の大蔦エルさんにも、話を聞いた。バラエティーステージなどでMCを務める。イベントの魅力について聞くと、DJステージに触れ、「家でジュースやお菓子を食べたりしながら、みんなで一緒に音楽を楽しんでほしい」と話した。ボーカロイド曲のプロデューサーやマーク・パンサー氏などさまざまなアーティストを呼んでおり、幅広い世代が楽しめるという。
また、大蔦さんは活動を開始して5年目だが、今回ほど密に24時間テレビに関わるのは初という。
「全身全霊で3日間盛り上げていきたいと思うので、みなさんも盛り上がってください!」