慶応高校が107年ぶりの優勝を勝ち取った、「第105回全国高校野球選手権記念大会」。現役生だけではなく、関連の高校や大学も含めて多くのOB・OGが喜びの声をあげている。
この快挙を見届けるようと、入場券を求める人が殺到、高額転売が発生。また、アルプス席には多くの観戦者が集結、応援の多さには多くの人が驚いた。転売されるのは、入場券だけではない。応援グッズや甲子園関連グッズも当然のように転売されている。
無料グッズに新聞号外、販売中の公式グッズまで
慶応カラーに校章と「KEIO」「慶應義塾」と記された紙製のメガホン。これは、慶應大阪シティキャンパスサイトによると、応援来場者には、同キャンパスにて無料配布していたもの。
善意で用意されたグッズだが、優勝当日の2023年8月23日19時、フリマアプリ「メルカリ」を確認したところ、赤と青のセットで、2000円以上で転売され、中には甲子園オリジナルグッズとのセットで5000円で出品、「SOLD」となっている例もあった。
餌食になったのは、慶応義塾大学や慶応高校の応援グッズだけではない。阪神甲子園球場オンラインショップで2023年9月10日まで購入申込ができるグッズもその対象になっている。
決勝2校の校名が入った「決勝ボール」(1100円)は、「メルカリ」にて2500で、また慶応高校の名前だけが入った校名ボール(1000円)は、2000円〜から、それぞれ数点が売れていた。
グッズだけでなく、優勝を知らせる号外新聞も転売に。朝日新聞や神奈川新聞、読売新聞のものが見られ、一部1800〜2000円程度で出品されている。