エリア、予算をもとに飲食店を検索
スケジュール管理モードを選ぶと、スケジュールアプリ「Googleカレンダー」との連携を求められる。連携させると、ユーザーがあらかじめGoogleカレンダーに登録した情報を認識してくれる。たとえば「明日の予定は?」と入力すると、「13:00-14:00 打ち合わせ(新宿)」とすぐに教えてくれた。
「飲食店さがし」モードは、特に便利かもしれない。まず、デートや知人との食事など、どのようなシチュエーションで食事するか入力。すると、店を探したいエリアを聞かれた。
記者が「四谷」(東京都新宿区)と答えると、今度は食事のジャンルを質問してきた。「和食」と答え、最後は希望の予算帯を求められた。
「安い」を入力すると、条件をもとに四谷付近の飲食店を3か所教えてくれた。Google検索に備わったレビュー機能を参考に、ユーザーがこれまでに寄せた評価内容を要約して教えてくれる。例えば、フグを扱う和食店について、5段階中の評定平均や、フグの唐揚げが名物だということ、ランチも提供しているとの情報を伝えてくれた。
先述通り、lilo広報によると、他にも雑務を依頼できるモードを開発準備中だ。AIとしては、基本的に米OpenAIの大規模言語モデル「GPT」をファインチューニング(調整)したものを使用していると語った。
また上述の発表によると、今後はAIのキャラクター選択(見た目、声、性格、口調)も可能になる予定だ。