iPhoneが30万円になる未来 値上げと円安で新モデルの価格にドキドキ

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元値の高い「Pro Max」は最大200ドルアップ予想

   これよりさらに高くなることが「確実視」されているのが、iPhone 15 Proシリーズだ。複数メディアで値上げ予測が報じられている。

   英文ネットニュース「AppleInsider」23年7月6日付記事では、香港の投資会社Haitong International Tech Researchのテック系アナリスト、ジェフ・プーが、「iPhone 15」シリーズの価格引き上げを予想した。また、米の金融・経済系メディア「Investor's Business Daily」7月10日付け記事で、英バークレイズ銀行アナリストのティム・ロング氏が、「Pro」モデルは100ドル、「Pro Max」モデルは100~200ドル、それぞれ値上がりするとしている。

   現行機種の「14 Pro」モデルの価格は999~1499ドル、「14 Pro Max」モデルは1099~1599ドルだ。iPhoneシリーズでは、たびたび最小ストレージ容量と最大ストレージ容量の増加が行われるが、もし同一ストレージのままで、この「予想」が実現すると、「15 Pro」モデルで1099~1599ドル、「15 Pro Max」モデルだと1199~1699ドル、もしくは1299~1699ドルの計算になる。

   日本では「14 Pro」モデルが14万9800~22万4800円(税込)で販売されている。もし「15 Pro」で100ドル値上げ、かつ1ドル=145.80円で換算した場合、単純計算で1万4580円のプラスだ。とすると、16万4380円~23万9380円という価格帯に。

   「Pro Max」だと、元値が高いうえに「最大200ドルアップ」が想定されている。「14 Pro Max」は16万4800~23万9800円(同)で入手できる。仮に200ドル=2万9160円の値上げになってしまうと、価格は19万3960~26万8960円とハイスペックPCが購入できる値段に。

   iPhoneが30万円の大台に乗る未来が、遠くないかもしれない。

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