コロナウイルスに新たな変異株 世界で感染拡大、パニック起こす必要ないが

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準惑星「エリス」の名称

   東京都健康安全研究センターによると、新型コロナウイルスの変異株は、病原性、感染性、ワクチンおよび治療法の効果などの観点から、VOC(懸念される変異株)、VOI(注目すべき変異株)、VUM(監視中の変異株)などのクラス分けが行われている。2023年3月15日、WHOは声明を出し、オミクロン亜系統全てを独立した系統として評価。VUM、VOI、またはVOCの指定対象とすることを明らかにしている。

   VOIは、最も警戒度の高い「懸念される変異株(VOC)」より1段階低い位置付けだ。

   米CNNは、EG.5は元々のオミクロン株のように大きく変異したものではなく、ウイルスが少しずつ変異したものだと伝えている。

   Forbes JAPANによると、EG.5は、質量が最も大きく、半径が2番目に大きい準惑星の名称から取った「Eris(エリス)」という名で呼ばれている。同誌は「エリスの出現とそれによる感染拡大で、パニックを起こす必要はない。だが、新型コロナウイルスは変異を続けており、いまだ懸念すべきものだ。エリスが現れたことは、そのことを示す一例だ」と強調している。

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