マイクロソフトのアバターでも
上述の「Meta Connect」で、ザッカーバーグ氏はアバターの足は表現が難しいとし、「他のVRシステムにも足がないのはそのためです」としていた。その言葉通り、「アバターに下半身がない」というVRサービスはいくつかある。
たとえばパソコンやVRゴーグルに対応したソーシャルVRプラットフォーム「Rec Room」。アバターの見た目はシンプルで、頭部、胴体、手はあるが、腕と足はない。こちらでも今後、腕や脚のそろった全身アバターを提供する予定だと2023年1月に発表している。
米マイクロソフトが2021年11月に発表した「Mirosoft Mesh」というサービス。VRゴーグルを着用した企業の従業員同士がアバターの姿にて、仮想空間内で会話できる。2023年8月10日現在、マイクロソフト公式サイトを見る限りでは、使用アバターに下半身は無く、空中に浮遊する仕様となっている。