福井県立大「恐竜学部」できる 近くに発掘現場、VR駆使して研究も

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恐竜に「フクイ」の名

   名古屋市で2023年7月2日に開かれた大学進学セミナーには、新設予定の「恐竜学部」も参加した。学部の説明のほか、恐竜が生きていた世界や地質に関連する情報をVRゴーグルで体験できるコーナーも設けた。恐竜に関心がある受験生獲得に力を入れている。

   卒業後の就職先としては、研究者、学芸員、教員など。さらには、ジオパークなどの観光業、地質・土木・建築系コンサルタント、土木系公務員、ゼネコンなど建設産業などが想定されている。

   福井県では1989年から始まった調査で、後に「フクイサウルス」と名付けられる立派な恐竜化石が発見された。94年には全身骨格が復元され、2003年に新属新種の恐竜として登録された。

   このほか「フクイラプトル」、「フクイベナートル」、「フクイティタン」など、「フクイ」の名が付けられている恐竜化石は多い。13年には、県立大の付属施設として「恐竜学研究所」も設けられている。

   恐竜学部の新設で、恐竜王国・福井はさらに注目を集めることになりそうだ。

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