強風で車が横転しないために
医療従事者の男性Dさんは、台風のさなか「病院に幽閉された」と話した。病院は一時停電し、道路は倒木が多かったと言い、「久々に『防災ちゃんとしないと』と思った」と振り返った。
浸水対策として、職場の窓のサッシに新聞紙を詰めていたが、自宅では何もしていなかった。Dさんの住む地域では、停電と断水が丸2日間続いた。そのため、「冷凍食品を減らしておき、懐中電灯含む災害セットやバッテリーを家に置いとけばよかった」と後悔していた。また、本人がほかから聞いた話として、
「突風が吹くような狭いところに車を停めていた人は、車がひっくり返ったみたいなので、壁の横に車をつけるとか、すきま風に注意する」
と、自動車に関するアドバイスをくれた。