中国・香港のマクドナルドが、メタバース(仮想空間)「McNuggets Land(マックナゲットランド)」を公開している。2023年7月20日にメタバースプラットフォーム「The Sandbox」にオープンした。
1983年に誕生したサイドメニュー・チキンマックナゲットの40周年を記念した企画だ。ユーザーは3Dキャラクターと化したマックナゲットと会話しながら、さまざまな「クエスト」をこなしていく。日本からもプレー可能だ。
ナゲットの困りごとを解決
チキンマックナゲットをテーマにしたマックナゲットランドは、マクドナルドの店舗や展示施設で構成。地下には、チキンナゲットの工場らしき空間がある。表示言語は英語だ。
入口にはマックナゲットを模したキャラクター「コーチ・マックナゲット」が配置。話しかけると「ようこそ!チキンマックナゲットの40周年を祝えるなんてワクワクしているよ。この喜びに加わってください」と語りはじめる。
他にもこのようなナゲットのキャラクターが各所に配置している。名前は「アシスタントコーチ・マックナゲット」「ボール」「ボーン」「ベル」そして「ブート」だ。
マックナゲットたちに話しかけると、「ワールド内に散らばるマクドナルドのロゴを探す」「マックナゲットたちが昨晩のパーティーでなくしたゲーム機や全身鏡といった持ち物を探す」といったクエストを依頼される。
「マックナゲットの形をした穴に、戦車のような機械を使ってマックナゲットを発射する」という一風変わったゲームもあり、クエストはバラエティーに富む。
また現地のマクドナルドで期間限定販売されているマックナゲット用のソース「シンガポールカレー」「スモーキーナチョチーズ」「ハニーマスタード」「ケイジャン」味を探すよう頼まれるなど、香港独自のマクドナルドメニューについて学べる。