沖縄尚学「台風6号」のがれ甲子園へ 「荒天で移動できない」プロでも

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   台風6号は、「夏の高校野球」にも影響を与えた。2023年8月6日に開幕の「第105回全国高校野球選手権記念大会」。沖縄県代表・沖縄尚学は、台風6号の接近に伴う航空便欠航で、甲子園入りできない日が続いていたのだ。

   組み合わせ抽選会では特例措置が取られ、大会6日目第1試合が初戦に。同校も8月3日にようやく那覇から飛ぶことができ、現地に入った。ただスポーツの世界では過去、自然災害による交通機関のトラブルで、選手が移動できず試合中止や延期に見舞われたケースがある。近年の例を見てみよう。

  • 沖縄県代表・沖縄尚学は大会6日目第1試合が初戦に
    沖縄県代表・沖縄尚学は大会6日目第1試合が初戦に
  • 沖縄県代表・沖縄尚学は大会6日目第1試合が初戦に

地震に豪雨、大雪

   プロ野球パ・リーグでは2018年9月7日、仙台市で開催予定だった東北楽天ゴールデンイーグルス対北海道日本ハムファイターズが中止になっている。6日未明に発生した北海道胆振東部地震の影響で、日本ハムの移動の見通しが立たなかったためだ。共同通信の同日付記事によると、新千歳空港が終日閉鎖していた。

   サッカー・J1では、2023年6月3日に神戸市で予定されていたヴィッセル神戸と川崎フロンターレの試合が中止となった。Jリーグの発表によると、「台風2号の影響での公共交通機関の運転見合わせにより、前日および当日のチームの遠征が不可能なため」。

   海外でも天候を理由に移動できなかった事例がある。米プロバスケットボール(NBA)では、2023年2月1日(現地時間)、同日に予定されていたワシントン・ウィザーズ対デトロイト・ピストンズが延期に。冬の悪天候の影響で、ピストンズ側が遠征先のテキサス州ダラスから本拠地・ミシガン州デトロイトに戻れなかったためだと、「NBA Rakuten」が23年2月2日付(日本時間)記事で伝えている。2月1日(現地時間)のテキサス州ダラスは、雪による荒天だった。

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