シャープは、4K有機ELテレビ「AQUOS QD-OLED FS1ライン」など2モデル4機種を2023年8月5日から順次発売する。いずれも65V型と55V型の2サイズを用意し、明暗の豊かな映像と迫力の立体音響により、映画館やスタジアムにいるかのような臨場感のある視聴を楽しめる。
臨場感たっぷりに楽しめる
AI(人工知能)プロセッサーを採用した映像処理エンジンを内蔵する。100万以上の映像を学習したAIが、人の顔や空などを高精度で検知。その結果に加え映画やドラマ、スポーツなど番組のジャンルに合わせて色彩や明暗、精細感を自動で調整する。
同時に音質の自動調整を行い、ニュースやドラマでは人の声がより聞き取りやすく、またスポーツでは臨場感を高める。
音響面では、画面下部に加え上部にもスピーカーを配置した「ARSS+(AROUND SPEAKER SYSTEM PLUS)」を採用。立体音響「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」と合わせ、包み込まれるようなサウンドを楽しめる。
「Google TV」を実装し、さまざまなアプリからユーザーの好みに合わせたコンテンツを提案してくれる。「Googleアシスタント」による音声での検索にも対応する。
9月16日発売予定の上位モデル「AQUOS QD-OLED FS1ライン」は、量子ドット有機EL(QD-OLED)を新採用する。有機ELの青色光を量子ドット層で波長変換し、純度の高い3原色を生成することで、再現性が高く鮮やかな色を実現した。
熱を効率的に抑える新たな放熱構造とパネル制御回路の組み合わせにより、輝度や色彩性能を引き出して鮮烈かつリアリティある映像美を表現する。
スタンダードモデル「AQUOS OLED FQ1ライン」は、明暗豊かでダイナミックな映像表示が可能な高輝度「S-Brightパネル」を採用する。
いずれも価格はオープン。