「土用の丑の日」前に 蒲焼き風練り物「うな次郎」公式メタバース

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VRゴーグル不要

   一正蒲鉾に取材した。うなぎを一切使用せず「うなぎの蒲焼風」の食品として提供しているのが、うな次郎。魚肉練り製品という伝統的な食品と「革新的な技術」を組み合わせ、「新しい食の体験やサプライズをお届けしてきた」と自負しているという。

   こうした「わくわくする体験」を、メタバースにより広げ、訪れた人に新たな楽しさや体験を感じてもらうのがバーチャル空間オープンのねらいだ。また、普段スーパーでの買い物をしない世代のユーザーに、同社やうな次郎を周知したいとの目的もある。

   うな次郎ワールドは、「Spatial.io」というメタバースプラットフォームを使用して公開している。VRゴーグルなど特別な道具がなくても、パソコンやスマートフォンからワールドに入れることから採用した。

   また「Spatial.io」は外部サイトと連携しやすく、メタバースを機に興味を持った人が同社サイトにも触れやすい。サービスとして「デザイン的にも洗練されている」と感じた点なども選択理由だと説明した。

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