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「ご飯」と「光」が健康へのカギ クリエイターに捧ぐ元気な腸活習慣のススメ

【作リエイターズアトリエ(通称「作リエ」)】
テレビアニメ「ポプテピピック」のゲームパートを描き、映像制作やイベント主催など、フリーランスでマルチに活躍する山下諒さん。隔週水曜夜、各分野で活躍中のゲストクリエイターや美大生を招き、山下さんがMCとなって、「創作」をテーマに、ツイッターの「スペース」や「オンラインセミナー」で語らう企画が「作リエ」だ。
連載では、スペースで出た話題から、エッセンスを抽出してお届けする。未来のゲストは、今この記事を読んでいるあなたかも?

   第26回のゲストは、腸活プロデューサーの長瀬みなみさん。腸活・発酵に特化したブランディング・広報PRの支援などを行っており、J-CASTトレンドでは「お腹トラブル天国と地獄 ~運命の選択~」を連載中。

   今回は、ジェイ・キャストの常設メタバース空間「バーチャ場」で対談を実施し、模様をYouTube LIVEで配信した。テーマは「朝3分のトイレでアイデアもうんちもスルっと クリエイターに捧ぐ元気な腸活習慣のススメ」だ。アーカイブはこちらから。

  • 腸活プロデューサーの長瀬みなみさん
    腸活プロデューサーの長瀬みなみさん
  • 腸活プロデューサーの長瀬みなみさん

「よいうんちを出す」が目標

    作リエ史上初の「健康回」実施に当たり、山下さんはクリエイター仲間から「感じている体の不調、悩み」をヒアリングしていた。寄せられた回答の数々を見て、長瀬さんは「あまりにもみんな、体を酷使しすぎている。泣いた!」という。

   そこで、首の痛みや目のかすみにアプローチでき、かつ手軽な「筋膜リリース」のやり方説明からスタート。90秒後、山下さんは「確かに全然違う」と感動する結果に! 詳しい方法はアーカイブ動画にて(11:09~)。

   体がほぐれたところで、山下さんから「腸活プロデューサーとは?」と質問が。長瀬さん曰く、腸内環境を整えて健康管理する「腸活」について、楽しく愉快に、皆が「やってみよう」と思える方法で情報発信をする仕事だ。

   なぜそこまで腸内環境が重要かというと、「脳と腸は密接につながっている(脳腸相関)」ため。

長瀬さん「試験の前に緊張するとお腹を下しちゃう、ってことありますよね。脳みそがストレスを感じると、なぜかお腹にきちゃう」

   逆も然りで、腸内環境が乱れるとマイナス思考になる、メンタルダウンするなど、脳によくない影響があるそうだ。腸を整えることが心の健康にもつながるわけだが、どうすれば「よい腸内環境」だと判断でき、また何を目的に「腸活」すればいいのか。長瀬さんは「よいうんちを出すこと」とズバリ一言。

   「腸内環境」とは、臓器そのものの機能、自律神経、睡眠、食事など、いくつかの要素に分解されるそうだが、長瀬さんが今回クリエイターに勧めるのは「体内時計をハックする」、つまり体のリズムを整えること。例えば、真っ暗闇にずっといると体内時計は徐々にズレていってしまうため、「何かしらの方法で調整する必要がある」そう。

   ポイントは二つ。「ご飯」と「光」だ。詳細は本編にて(31:48~)

作リエ翌日に腹痛が

   スペース終了後の二人に話を聞いた。

   なんと山下さんは、作リエ翌日にストレス性の腹痛が数年ぶりに発生。言われたことの大事さを実感したそうだ。

「クリエイターと切っても切れぬ「健康」との戦い――...最近不健康な生活習慣になっているので、改めて今の自分の置かれた立場にハッとさせられました...」

   本編では「寝る4時間前には食事を終え、ある程度消化しきった状態で眠りにつくのがよい」、「夜は満腹になるまで食べない方がいい」といった豆知識も多数披露してくれた長瀬さん。クリエイターが痛み、不眠など作業に支障がでるような顕在的な悩みを多く抱えていることを受け、「もっと未来の自分に優しくできる世界になったらいいな」と語った。

   健康は一日してならず。まずは己の生活や習慣を顧みて、変えられるところだけでも改善する。無理をして大それた方法にいきなり取り組むのではなく、楽しく、続けられる方法で腸活をする。それが、「元気にモノづくりに打ち込める毎日」への何よりの近道だということだろう。

   第27回作リエは、2023年8月9日実施予定。