AI搭載キャラがメタバースに ユーザー案内役を担当、その会話力は

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メタバース内でChatGPTに質問

   「Vket2023 Summer」は23年7月30日まで開催しているイベント。期間中、対話型AI「ChatGPT」を活用したキャラクター「AIすたんどにゃろん」が一部会場で稼働している。Vketの案内役のような存在だ。

   AIすたんどにゃろんも、Vket公式のVRChatアカウントにフレンド申請してから合流すると会える。会話は、テキストで行う。キーボード入力で「Vketのおすすめワールドが知りたいんです」と送ってみた。

   すると10秒ほどで、「Vket2023 Summerでは、多くの面白いワールドが登場するにゃ!」「パラリアルラスベガス:リアルなラスベガスの街並みが再現されているワールドにゃ。カジノやショップなど、楽しみがいっぱいにゃ!」と紹介してくれた。

   「ONN'ON STUDIOS」のAIアバターと異なり音声形式ではないが、ChatGPTらしく自然で精度の高い受けごたえだ。その後も「Vketの開催期間は」「必要な機材は」といった質問にきちんと答えてくれた。

   Vket運営・HIKKY(東京都渋谷区)の6月20日付発表によれば、メタバースにAIキャラクターを導入すると無人での接客が可能になる。さらに仮想空間内のAIにアバターを用いると、もはやユーザーは相手が人間かAIかを区別する必要がなくなる。そんな可能性を秘めているという。

   AIすたんどにゃろんについて、「これらのAI技術の発展とメタバース空間での活用が進むことで実現する"これからのスタンダード"を、一足先にご体験いただけます」と説明している。

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